将来の両親の介護に備えて在宅勤務可能な会社に転職

現在、日本は急激に高齢化社会を迎えてきている訳ですが、これから2020年の東京オリンピックが終わり、それから先は急激に団塊世代の人達が一斉に70歳を超えていくことになりますので、超高齢化社会になり介護の状況は熾烈を極める事になります。

少なくとも、今の時点でも色々と介護の問題が発生していて、介護疲れで病んでしまったり、命を落としてしまう人すらいる現状を考えると、行政からもろくなサポートがなくて、多額のお金が必要で、将来先が見えない人生に耐えれない人が出るのも当然。

それを防ぐためにも、日本政府が適切な対応をすれば良いのでしょうけど、全く携帯が出来ないどころか、今後は益々介護が必要な家庭の生活が厳しくなる可能性が高くて、消費税なども次々と増税されていく予定なので、明るい未来が感じられません。

 

 

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今は関係なくても誰でも介護離職をしないといけない可能性がある。

 

現時点で年齢が若い20代の人であれば、ご両親もまだそれ程の年齢でない家庭が多いでしょうから、介護による問題についてあまり深く考えない人も多いかもしれませんけど、報道などで40代の人でも介護離職をしている人がいる現状を考えると・・・。

いつかは自分も年を取って行くわけなのですから、将来的に両親の介護が必要になった場合、相当なお金がない限りは家族の誰かが介護をしないといけないわけですので、結局自分が会社を退職して、田舎に戻って介護優先の生活をすることになります。

現在、この類の都会で働いていて両親が要介護になってしまった為、会社を退職してから田舎に戻って転職活動とご両親の介護をしている人が増えてきているのですが、皆さん相当な苦労をされている現状がありますので、無視が出来ない問題になっています。

ここでのポイントは、両親が介護が必要になった場合、会社を退職しないといけない環境であれば苦労をしているのですが、会社を退職しない環境で働けるのであれば、会社側と調整をして、在宅勤務にて実家で介護をしながら働ける会社があるという点です。

 

 

若い時から在宅勤務可能な会社で働いておくともしもの時に便利です。

 

ここ最近では、在宅勤務が可能な会社が少しずつ増えてきており、介護だけではなくて、育児の際にも女性が退職をせずに在宅で安心して働けるような環境を提供している会社も増えてきていますので、将来的にはもっと環境が良くなるとは思います。

ただし、外資系の企業であればともかく、日本の古い体質の企業の場合は、経営者が社員は残業をして当たり前とか、在宅勤務なんかとんでもないと言った考え方人も未だに少なくないですし、業種によっては在宅勤務が難しい職業があるのも事実です。

その為、日本で働いている全ての人が在宅勤務が出来るわけではありませんので、今後も両親の介護が必要になった際には、そういった人達は人生の岐路に立たされる可能性が高くなるんですけど、だったら、自分はどうなのか?といった話ですね。

年齢が40歳を過ぎると、正社員としての転職先がなくなってしまうのが、日本の現状ですから、そうなってしまうと今更転職ができない厳しい状態になっているにも関わらず、介護離職をして地元に戻らないといけなくなる可能性があります。

 

 

在宅勤務が可能な会社や業種に転職をすることを検討しよう。

 

だったら、最初から在宅勤務が可能な会社で働いておけば、何かあっても今の会社に勤めながら実家に戻って両親の介護ができるわけですから、介護離職をして実家に戻って転職活動をしながらの介護とは全然状況が異なるわけですね。

どちらが良いかは考えるまでもなく、年齢がなるべく若い時に、在宅勤務で働けるような会社を探して転職をしておくのがベストな方法であり、それは年齢が若い時にしか出来ないことから、かなり早い段階で行動をしておく必要があります。

日本の古い体質の企業にいても、将来先がないのはほぼ間違いないので、だったら起業をすれば良い考えの人もいるのでしょうけど、起業をするのは簡単ですが、それを継続していくのは簡単ではありませんので、そういう人は会社を頼ればよいのです。

これから、在宅勤務の会社は増えていくでしょうけど、将来を考えて、育児や介護の際に不本意で離職をして、大幅な年収ダウンとか、キャリアが全て消えてしまうとか、そもそも転職先が見つからない状態にならないように人生計画を建てましょう。