私が以前働いてたIT系のシステム開発の業界では、20代でメンタル的なダメージに耐えきれずに、うつ病や不眠症に苦しむ若い人たちが定期的に発生して、病院送りになったり会社で働くことができなって、実家に強制送還された人が沢山いました。
それでも、一旦うつ病の原因になってしまった今の会社を退職してから、地元には戻らずになんとか他の会社い転職をして働こうとしていた友人たちもいたんですけど、結局また体調不良を起こしてしまい、最終的には、ほぼ全員が実家に戻ることになります。
これは、一度でも特定の業界でうつ病になってしまう位の凄まじい経験をしてしまうと、仮にその後に本人が気力で頑張ろうと思っても、そう簡単には元通りに働くことができない為、無理をしてまた働こうとしても余計に体調が悪化してしまいます。
できれば、うつ病になる前に早い段階で退職をする選択をとっていれば良いと思うかもしれませんがうつ病になってしまう人と言うのは、基本的に真面目で責任感がある人が殆どなので、そういった人ほど環境が悪い会社では真っ先にダメージを受けるのです。
うつ病になり退職をした場合は実家で1年単位の休息を行います。
うつ病は、本人が想像している以上に深刻な病気であり、頑張ろうと思っても、治ったと思っても実はすぐに再発をしたり、転職をしても同じような環境になるとフラッシュバックのように再発してしまい、結局同じことの繰り返しになることが殆どです。
私の友人も全員それでやられてしまっていて、20代の若さで健康被害になり、心療内科に通いながら大量の薬を毎回飲んでいる姿を見ると、こうなる前に会社がなんとかするべきだろうといつも思っていたんですけど、システム開発業界はこんなのばかり。
確かに35歳を過ぎても、40歳を過ぎても安定して仕事が発生しているのがシステム開発業界になりますし、報酬単価も高いのがメリットなんですけど、それまでにリタイアする優秀な若い世代が多いから、それが成立している要素もない訳ではありません。
万が一、うつ病になってしまって会社を退職することになった場合の正しい対処方法としては、病院に行って診察を受けて、できれば一年単位で無理をせずに休息をしながら体調を時間をかけてゆっくりと元に戻していくことが重要になります。
何しろ、うつ病自体が時間をかけてゆっくりと体を蝕んでいったわけですから、それを急激に改善することは大変難しい為、なによりも休息を取りながらすぐに仕事をしようと思わないことが重要なんですけど、その場合は大抵実家に戻ることになります。
うつ病で退職の場合は休養後に異業種への転職が最もお勧めです。
私の友人で、システム開発で働いて20代でうつ病になった人は沢山いて、退職後に無理をして働こうとしていた友人は全員また体調を崩して転職した会社を辞めることになってしまって、結局は最終的に金銭的な問題から実家に戻ることになりました。
その際に、毎回個人的に送別会を開いて食事をとったんですけど、やはりそれ以外に選択肢がないことや、田舎でゆっくりと回復をさせてから、今後の人生を考えたいとのことで、もはや田舎に戻ることを引き止めることはできない雰囲気で行っていました。
結局、1年単位で実家で休息を取りながら、体調を回復させつつ、同じIT系企業へのふきは行わずに、それまでの経験を生かして異業種へと転職をしたり、自分で事業を立ち上げたりしていった友人たちでしたので、うつ病後の転職はこれが最適だと感じます。
うつ病でブランクがあり、更には異業種への転職となるとかなり難しい転職になりそうな雰囲気ですけど、うつ病になる人は基本的に真面目で責任感がある人ですから、それまでの実績を使って転職活動をすれば、案外すんなりいけるようです。
また、同じIT系企業に転職をしても良いのでしょうけど、その際には同じような鉄を踏まないように、転職を検討する前にその企業のことをよく調べながら、どうするかを検討していき、過去の経験から最適な職場を選べれば、良い結果が出るはずです。