自宅に近い会社に転職を進める理由｜通勤時間は無駄

転職をする際、友人たちと色々と相談話をしている最中に、結構な人達から出てくる話として、自宅から近い会社への転職は止めたほうが良いといった話があります。

その理由としては、会社から近い距離に自宅がある為、何かあれば呼び出しをされてしまうとか、自宅が社員のたまり場になるのではないか？、と・・・転職の相談をしていると、こんな話を一度は聞いたことのある方も多いのではないでしょうか？

恐らく、会社から近い場所に自宅がある場合、通勤はとても楽になるのでしょうけど、休日などに呼び出しがかかったり、朝早くに呼び出されたり、しまいには自宅が学生時代のように社員のたまり場になってしまうのではないか？、と言った心配になります。

実際に、自宅から近い会社に転職をするのは止めたほうが良いでしょうか？

自宅から近い会社である程、転職先としては理想的になります。

一般的な考え方としては、会社にあまりに近い場所に自宅がある場合、土日などに呼び出されてしまうとか、時間外労働を多大なる時間強要されるとか、その類の心配がでてくるのも不思議ではないのかもしれませんが、実際にはそのようなことはありません。

普通の企業の場合、土日や祝日などの労働を社員させた場合、かなりの割増料金を支払わないといけなくなることや、自宅が会社に近いからと言った理由だけでその人を執拗に労働させた場合、後で大変な問題が発生しますので、そのような要求をすることはありません。

ただし、ブラック企業と呼ばれている悪質な企業はこの限りではありませんので、会社から近いとか遠いとかではなくて、その企業がブラック企業であるかどうかの判別のほうがとても重要になります。

また、自宅が社員のたまり場になるのでは？と言った心配は、学生時代でしたら確かにそうなるのかもしれませんが、社会人の場合はそのような他人のことに気を使う余裕などなくて、自宅と会社の通勤以外で会社の人と深く関わろうとは思わないのです。

自宅と会社が近い場合は通勤時間が圧縮されるので便利です。

例えば、東京の場合は電車通勤をした場合でも片道1時間以上の通勤時間が当たり前であり、往復で2時間ほどを毎日通勤で消費することになりますので、その時間をもっと有効に使えたらどれ程メリットが出てくるか分かりません。

電車通勤の場合、あまりに満員電車のため、その中でくつろいだり、何かをしたりなどをする余裕などありませんから、押しつぶされそうになり、フラつきながらも電車の手すりにしがみついて、ボーッとした時間を過ごすしかないのです。

通勤時間程、無駄な時間はないのではないでしょうか？

また、地方の場合は車通勤をしている人が大半でしょうから、自分で運転中は何も出来ませんので、やはりその間は時間も無駄になるのですけど、自宅が会社と近い場合は、その無駄な時間を大幅に短縮することが出来ます。

最近では、東京の会社でも会社に近い場所に自宅があるほど、何かしらの優遇手当などを提示している会社もありますので、自宅から近い場所に気になる会社があるのであれば、一度コンタクトを取ってみるのもよいかと思います。

自宅と会社が近い場合の唯一の欠点としては、面接で落ちてしまった場合、トラブルになって退職をしてしまった場合など、その際に自宅付近で元同僚や会社の関係者などに出くわす可能性があることくらいでしょうか？