社内見学の際に要チェック|寝袋を見たらブラック企業

会社に就職や転職をする際に、社内見学といって、会社内を希望者に案内する企業も少なくなく、その際には企業オフォスや働いている人たちを目の前で確認する事ができるため、ネットの求人や公式サイトを見るよりも遥かに高い状況判断が行えます。

また、面接をする際に社内のオフィスフロアなどを案内されたり、フロアを通過したりする事もあるため、その際に社内の様子や働いている人たちの様子を確認する事もできますので、単に通過するだけではなくて、周辺をよく確認しておくことをお勧めいたします。

ここで、就職・転職先の社内のフロアを一通り確認してみて、もし、あるものを見かけた場合は、速やかにその会社から撤退を検討したほうが良く、そのまま入社してしまうと大変な状態なる事がありますので、必ず見ておいたほうが良い部分についてご説明します。

そのあるものとは・・・。

 

 

会社内に寝袋が置いてあるような会社はまずブラック企業です。

 

そのあるのというのは、実は寝袋や毛布のことであり、通常の会社においてそのような寝具が必要になる事はありませんので、それが当たり前にようにフロアに置いてあるという事は、日常的にその会社では寝袋や毛布を社員が使っているということになります。

これの意味はとてもわかりやすくて、早い話が当たり前のように徹夜作業を行っているような会社であり、その際に社員が寝袋や毛布を使って寝ている状態が日常化しているため、誰でも利用できる場所に毛布や寝袋が置いてあるわけです。

外来のお客さんが来社した時はそれを隠すことはあっても、突然訪問してきた面接希望者の場合、特に気にすることなくその辺に寝袋や毛布を放置したままで社員が仕事をしていることも多く、それを見て、この会社は危険であると判断できることができます。

通常に置いて、会社内で寝袋や毛布が必要になるような理由はありませんから、登山用品を扱っている企業でもない限り、そのような寝具がオフィスフロアに当たり前のように置かれていること自体がありえない話なのです。

 

 

なぜ寝袋だけではなくて毛布もその辺に置かれているのか?

 

通常、寝袋だけあれば毛布はいらないと思うかもしれませんが、毛布は社内の上司や責任者が応接室を使ってそこで寝る際に使うことが多くて、寝袋は末端の社員がその辺の床に転がって寝る際に使うことが多いため、両方セットで置かれています。

応接室のソファーをベッド代わりにして寝ると、大変気持ちが良いのですが、さすがに寝袋でオフィスのフロアに転がって寝るのは少々疲れますし、徹夜のような残業が当たり前の職場に転職をしたい人もいないでしょうから、やはり、ブラック企業を見分ける際の状況判断に使うことができる要素になるでしょうか?

徹夜に関してもいくら残業代が出ると言っても、健康に良いものではありませんし、1週間くらい会社から出れないような状況になることもありますので、大凡、大半の人が精神的に持たなくなってしまいますから、残業にしてもある程度で切り上げることができる職場を選ぶことをお勧めいたします。