転職と結婚をする時は遠慮をして黙っていると損をする話

転職をする際に、転職サイトを利用して転職をしている人も沢山いらっしゃいますし、自分で転職先の企業を探して直接連絡をしている人もいらっしゃる訳ですが、転職をする際には控え目な対応で遠慮をしていると、後々大いに後悔をすることになります。

日本人の場合は、余計な話をしない方が良いとか、相手に対して控え目な対応をした方が良いとか、海外とは異なり積極的な対応や行動をしてしまうと、非難をされてしまう状態になりかねないのですが、転職と結婚の場合だけは必要以上に話をしましょう。

何しろ、自分の人生を決めてしまう重要な判断が転職そのものになる訳ですから、そこで控えめになってしまうとか、本来、確実に確定しておくべきことを曖昧にしてしまって流してしまうと、結局何かの問題があれば全て自分に返ってくることになるのです。

私も若い頃に控え目にしておいたほうが良いと思って、転職をする前に確実にしておかなかった報酬面での話であるとか、待遇面での話であるとか、残業時間についての話であるとか、今にして思えばあの時確認していればよかったと思える事が沢山あります。

 

 

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転職と結婚をする場合は遠慮をして黙っていると損をする。

 

日本人に本当に多いんですけど、とにかく本来きちんと相手と話しておくべき場所でついつい自分の意見が言えなくて、その後に相手の都合が良い用に話を作られてしまって、自分にとってメリットが出るはずの状況なのに不利になってしまう話です。

転職と結婚ではその影響が出ることが多くて、言いたいことがあればはっきりと遠慮なく相手と話をしてから納得するまで、やり取りを行いそれで納得ができない内容であれば、話を進めずにお断りをはっきりする流れのほうが良い結果になる事が多いのです。

転職の際に遠慮して黙っていると、一番後悔するのが恐らくは待遇面の話であり、最初に聞いてた条件であるとか、初めての給与明細を確認したら転職サイトに掲載されていた求人要件よりも予想よりも低い報酬額だったので唖然とした等はよくある話です。

また、最も多いのが確かに給与の額面では最初に提示のあった金額で間違いないのですが、基本給がやたら低くなっており、その他の訳の分からない手当が多くなっていて、ボーナスが相当低い金額になっている話はいろいろな人から聞かされる話ですね。

 

 

転職をする際には最終決定の面接時に必ず聞きたいことを確認する。

 

転職をする際には書類選考をすっ飛ばしていきなり最終面接から入る人もいれば、定番の書類選考を行い、それに合格をすれば最終的な面接をする人もいる訳ですけど、どのような転職の方法を取るにせよ、必ず最終面接だけはどの場合であっても行います。

そこでは、ヘッドハンティングされていようが、企業から直接勧誘されていようが、役員面接が必ずありますので、そこで必ず待遇面についての具体的な質疑応答をしておかないとその後に面接をすることはありませんから、全てがそこで決まってしまいます。

私も実際に経験しているんですけど、最初から内定が確実な最終面接であるとはいっても、最終的な雇用条件などはその時点で書類で確認できていませんので、曖昧に入社の意志だけを伝えてしまうと、本人が予想していない待遇になってしまう事があります。

内定をもらった会社なので中々本音で聞きたいことが聞きにくいとか、何も確認しなくても転職サイトの求人票に掲載されていた待遇だろうと思っていても、それは自分が勝手に思っているだけなので、現実とは異なる結果になることがあるということですね。

 

 

転職の時と結婚の決断だけは遠慮することなくはっきり意思表示。

 

人の話を黙って聞くとか、譲り合いの精神で相手を思いやるとか、その辺りは日本人特有の美徳的な話になるんですけど、転職と結婚のときだけは、そんな美徳や古い精神論はすっぱりと切り捨ててしまい、納得するまで話ができる人になっておきましょう。

それで、相手が反論をしたり話が合わない場合は、実は転職を行おうとしていた会社が自分には全く合わない会社であることがその時点でわかりますので、丁重に入社をお断りしつつ、余計なトラブルを抱えることなく次の転職先を探せることになります。

転職をする際には、色々とわからないことがあるかもしれませんが、特殊な技術や経験がある人なら転職エージェントに登録をして転職のプロの相談をして自分が気がついていないことを理解しながら転職活動を行えば、異業種への転職もスムーズになります。