転職活動が上手くいかない場合は実家に戻って再起の準備

会社を退職した後は、正社員として働いていた人であれば条件がありますけど、普通は失業保険が一定期間支給されますので、その後の転職活動が上手くいかなくても最低限度の生活が保証されている状態になるので、最悪の場合は失業保険で何とかなります。

しかし、正社員でなく失業保険が出ない人や、失業保険の支給期間が切れてしまった人の場合、年齢が20代であれば支援してくれる団体や行政のサービスなどもあるのですが、年齢が30歳を過ぎている場合は、残念ながら誰も支援してくれる人がいません。

その場合にどうなるかと言えば、何らかの仕事をしていかないと生活が出来なく無くなるのですが、転職先は上手く決まらない状態でアルバイトをするにも踏ん切りがつかないなどの理由で、残された貯金のみを使って日々の生活をしていくことになります。

 

 

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貯金の残高が100万円単位で残っていてもあっという間にお金は消える。

 

仕事がうまくいっている時は全く気が付かないんですけど、失業してしまって仕事がうまくいかなくなってくると、想像以上にお金を消費することになりますので、その結果どうなるかと言えば、あっという間にお金がなくなっていくことに気がつきます。

その時の生活費は貯金から毎月捻出している状態になっているのでしょうけど、100万円単位で貯金があったとしても、あっという間にお金がなくなりますし、住民税や社会保険などは前年度の収入で請求が発生しますから、益々生活が厳しくなっていきます。

転職活動がうまく行けば何ら問題がないのですが、転職活動が上手く行かない場合は、貯金が全てのライフラインになりますので、万が一貯金がない場合はどこかでお金を借りてこないといけなくなりますし、税金や社会保険すら支払えなくなってしまいます。

この場合、一番良い方法としては転職活動をこのまま行っていても良い結果が出ることはないと損切りをすることであり、失業保険が切れてしまっても転職が出来ない人がこのまま継続をして転職活動をしていても先が見えませんので、早々に行動をします。

 

 

一旦実家に戻って落ち着いて体制を立て直すのが最適な方法です。

 

例えば、3ヶ月間に渡って転職活動をしていて全く成果が出ない人が、その先の半年間、一年間と転職活動をしていても結果でない確率の方が高くなりますので、その期間に全く仕事をしなくても生活が出来る資金的な余裕があるかどうかが全てになります。

貯金が沢山ある人で生活に余裕がある人であれば、別にそのまま就職活動をしても良いのでしょうけど、そういった人であれば大抵はすぐに転職先が決まるか、自分で起業をすることになるでしょうから、殆どの人は貯金にも余裕がない状態のはずです。

貯金に余裕がないし転職活動も上手く行かない場合、その状態のまま無理に推し進めても上手く行かない事が多くて、貯金を消耗するだけで時間だけが過ぎてしまっていく恐れが大変高いですから、それを避けるためにも一旦体制を立て直した方が良いのです。

人間自分で全てを判断しようと思って対応している時は、他のことが見えなくなってしまって正しい判断が出来なくなってしまうことも多いですから、正しく判断してくれる人がいる環境、正しい判断が出来る環境に一旦戻ったほうが良い訳ですね。

 

 

実家に戻るとお金の消費も少なくなり精神的な余裕も増えます。

 

今更実家に戻って生活をするなど考えられないと思う人もいるかもしれませんけど、実家に戻って生活をすれば余計な生活費もかかりませんし、転職活動が上手く行かない住宅事情よりも環境が良い事も多く、案外落ち着いて物事の判断ができる様になります。

実家に戻っても田舎だから仕事がないと思うかもしれませんが、沢山仕事がある都会で全く転職先が決まらなかったのは何処の誰なのか?、それを考えてみれば分かりますけど、都会に居ても仕事が決まらない理由を実家に戻ってよく考えるのも一つの戦略。

もし、転職活動が上手く行かないまま都会で生活を無理にしていた場合、多額の借金を抱えてしまって転職活動どころではなくなりますし、3ヶ月以上に渡って転職先が決まらない人というのは、何かしら原因がありますのでそれも改善しないといけません。

現在は、世界中何処に居ても転職活動や仕事が出来る時代になっていますから、実家に帰って転職サイトで転職先を探しながら、自分で何かの起業や副業的な仕事をを検討することも出来るわけですが、それを実現するためには金銭的な余裕が必要なのです。

Updated: 2017年6月27日 — 11:29 PM