ここ最近は、Google等の大手インターネット関連事業を行っている企業に転職をしたい人が沢山増えてきているようですが、Googleに至っては相当優秀な必要とされる適性を持っている人材しか採用しませんので、必ずその適正が必要になってきます。
ついでに言えば、Googleはインターネット関連事業というよりも、世界最大の広告代理店ですし、以前からいろいろな企業を買収して多角的な経営を行っていますので、実際には純粋なインターネット関連企業と表現するのもどうかとは思います。
しかし、インターネット関連事業を行っている企業が人気を集めていいるものの、日本では伝統的に受け継がれている職人の技が生かされた製造業が今でも日本全国で活躍していて低コストの海外の製造業にも負けない高品質で勝負をかけています。
最終的には製造業の達人になるつもりで実績を積むことからはじめます。
実際に、製造業といっても誰でも出来るオペレーション的な仕事もありますが、その人しかできないような金属加工、特殊な技術を使って特殊な部品を作る仕事などもあり、製造業と言っても幅広いのですが、基本的には後者は達人の領域になります。
以前、NHKのハゲタカというドラマが有り、そこに出てたカメラのレンズを磨くことが出来る特殊な職人の方を巡って買収する側の外資系企業と、防衛する側の日本企業の熾烈な争いが描かれていましたが、あの類の職人さんは実際にいらっしゃいます。
ハゲタカと呼ばれていた外資系企業が日本のレンズ製造企業を買収した理由も、その職人さんが持っているレンズを磨く技術が軍用に転用できることを見越しての買収であり、その職人さんが買収に反対していなくなるのであれば、買収する価値がないといった話でした。
金属を触っただけで、それが何であるかを判別できる職人さんも埼玉県の川口市の町工場にいらっしゃいますし、特殊なエンジンの製作もその人しか出来ない匠の技で組み上げていくため、日本全国から依頼を受けて仕事をされています。
製造業の達人も最初は全てゼロからのスタートでした。
その人しか出来ない仕事、それが日本の製造業の頂点であり、その領域に到達するにはかなりの時間と経験が必要になりますが、皆さん最初は全くのゼロからのスタートであり、いきなり今の状態に慣れた訳ではありません。
ですから、製造業の頂点を目指す場合は、最初は自分が関心がある製造業を調べながら、興味がある企業や分野の目星をつけて、そこで基本的な技術や業界の慣わし、経験などを積んでいき、最終的には達人を目指す人生プランを作っていきます。
ただし、製造業と言っても、現在生活をしている近隣に希望するような企業があるとか、求人が出ていないこともあるため、状況によっては日本全国で該当する企業を探すことになったり、そちらの方が効率が良い場合も少なくありません。
一番効率が良いのは達人のもとで修行することなのですが・・・。
ハローワークに行っても、田舎であれば製造業の求人はカマボコ工場が1件だけ掲載されていることも少なくないため、やはり、多くの情報を「工場ワークス」が扱っている製造業専門の転職情報サイト等で確認を取った方がスムーズに調べることが出来ます。
一番いいのは、業界で有名な達人とされている職人さんに弟子入りするとか、底でやっとていただくのが最高の選択肢なんでしょうけど、実際にお付き合いをしてみればわかりますが、相当厳しく、お金も殆ど払ってくれないため、ある程度の経験がないとついていけないような状況になります。
モノ作りでその分野の頂点を目指すのであれば、最初は「【寮付・未経験OK】新生活を始めよう ♪ by工場WORKS」などで、希望の製造業者を探してから、基本的な経験と実績を積んだ後に、その分野の達人の元で雇っていただくか修業をするつもりで今後の人生プランを検討するのがお薦めです。