会社を退職して次の転職が決まっていない状態、いわゆる失業状態にある場合、通常は収入が入ってこない状態になっているはずですから、この状態が長引いてしまうと最終的には生活ができなくなる為、なるべく早い段階で転職先を探す必要があります。
その際に、日本政府が失業対策としてハローワークという施設を日本中で運営していて、ハローワークに行けば色々な失業者向け、退職者向けの情報が開示されており、そこで担当者に相談をしたり、端末を操作して求人票を確認したりもできます。
大都市のハローワークはいつも満員御礼状態です。
恐らく、世界的に見ても、失業者向けの対策にここまでコストを掛けているのは日本くらいではないかと思えるくらいに、ハローワークは大抵一等地で営業していて、多くの人達が就職や転職をして失業状態を脱出するために、利用しているわけです。
しかし、失業者の数は減るどころか増えるばかりであり、大都市のハローワークは大抵満員御礼状態になっていて、本当にハローワークにその存在価値があるのかと疑問を持ってしまう人もいるかもしれませんが、実際はどうなのでしょう?
ホワイトカラー系を希望する人はハローワークに何をしに行っているの?
一般的には、ハローワークに集まる求人は超がつくようなブラック企業ばかりが集まっており、まともな企業もないわけではないのですけど、あまりにブラック企業が多すぎるため、いわゆるホワイトカラー系の企業を探している人であれば、ハローワークに行っても期待すら出来ないので、殆ど使わないのではないでしょうか?
稀に良い企業と巡り合えるのかもしれませんけど、そういった事情があるため、転職を考えていてホワイトカラー系の企業を検討している人は、通常はエン・ジャパンなどの転職サイトを利用していることが殆どで、ハローワークには別の用事で行っています。
では、ハローワークに何をしにいくのかと言えば、失業手当を支給して頂く手続きをするためには、必ずハローワークにいかないといけませんので、そこで手続きをして不正受給をしてはいけない等の講習を受けてから、退職理由や条件等によって、失業手当が支給される日数が決定されます。
ハローワークは求人よりも職業訓練に注目するべき。
そして、ハローワークに失業手当の手続きをしに行った際に、初めてそこで通常の失業手当の手続きをすると自己都合退職の場合は2ヶ月間の待機期間があるのですが、それをなくして、会社都合の退職と同じ条件で、失業手当を満額受け取る方法があることを知ることになるのです。
また、それ意外にも交通費が実費で支給されたり、本来の失業手当の支給期間よりも長期間に渡って支給されるであるとか、色々なメリットがある上に、失業手当を支給されながら、自分が興味のある知識を学べる講座なども用意されており、意外にやるな、ハローワークと驚くことになるわけです。
それを考えると、ハローワークの存在価値も十分にあると思いますし、一生のうちで何回も利用するものでもないでしょうから、ハローワークに行く理由は求人を探すのではなくて、失業手当を申請する際に、内容がある講座を受講する為にいくと思えば、本当に価値のある施設になるかと思います。
続きは次回以降で書く予定です。