年齢に関係なく転職先やフリーランスの高単価案件が多いIT系の業界で実績がつくまで働いていれば、30代、40代になっても安定した仕事が沢山あるのですが、IT系の業界として未経験からの転職の場合は20代の若い時でないと事実上不可能なのが特徴です。
その為、IT系の業界に転職をするのであればなるべく若い20代の時に転職活動をすることになりますし、私も友人たちも20代の時に異業種からIT系の業界に転職をしていますので兎に角この業界に転職をするのであれば、早めの行動をするのが成功の秘訣です。
ただ、IT系の業界に転職をする場合、普通の会社は必ず全社員強制参加のセミナーがありますので、そういったセミナーが苦手な人は事前に知っておいたほうが良いですし、セミナーと言っても必要な研修と全く必要のない自己啓発系に別れることも普通です。
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個人情報保護の扱いに関するセミナーはどの会社や現場でもあります。
IT系以外の企業で働いていた人からすればピンと来ないかもしれませんが、システム開発系の企業においては、個人情報保護に関わるセミナーというか研修が必ず殆どの現場で何回でも行われて、その度に関係者全員がホールに集められて研修を行います。
研修内容は個人情報保護に関するドラマを見せられたり、講師からの説明や講習、テキストを渡されてそれを把握した後、ホントに内容を理解しているかを会社が確認するためにテストのような形式で個人情報保護とその扱いについての採点を行います。
ここで、一定以下の点数しかとれなかった人は、更に個人情報保護の研修を追加されるのですが、一般的な技術があるシステム開発系のエンジニアであればテストで落ちることは普通はありませんので、一日潰れますが特にそれで何かの不利益は出ません。
IT系業界では大量の個人情報を扱うので研修は必須なのです。
システム開発の現場では、大手携帯電話会社の顧客リストを扱う案件なども普通にありますので、大量の個人情報等を扱う機会が多くて、それらの顧客リストは換金性が大変高いことがあり、内部関係者が顧客リストのデータを持ち出す事件が多発しています。
その為、会社側もそのようなトラブルが何度も過去に発生していることから、事前に個人情報の扱いに問題が発生しないように、関係者全員を集めて何度も研修をしてるわけであり万が一事件が発覚した際に監督省庁からの責任を逃れる為にも必要なようです。
このようなセミナーや研修はIT系企業独特であり、異業種からIT系の業界に転職をする人であれば、何故このような研修をしないといけないのか疑問に思うかもしれませんがIT系の企業で扱う情報はクライアントの資産である事を知っておいた方が良いです。
自己啓発系の強制セミナーは普通のIT系企業は行わないので転職検討。
IT系の企業に転職をすると、個人情報保護に関するセミナーや研修は何度も行うこといなりますので、それについてはしない会社の方が問題があるくらいなんですけど、稀にそれらとは関係ない自己啓発系のセミナーを強制する会社があるので要注意です。
個人情報保護に関するセミナーと自己啓発系のセミナーは全く立ち位置が違っており、個人情報保護のセミナーはIT系の企業であれば絶対に必要なのですが、自己啓発系のセミナーというのは会社側が社員を洗脳しようとするセミナーなので拒否しましょう。
セミナーとひとくくりにするのも危険なのですけど、自己啓発系のセミナーをやるメリットは社員側には全く無くて、会社側が各自の意見や個性を全く無くして、会社側のいいように働く社員を作るために、洗脳的な考えて行うのが自己啓発系のセミナーです。
自己啓発セミナーのメリットは会社側にしかなくて、社員同士で罵声を浴びせるような指示を出したり、駅前で大声で叫んでいる会社員たちを見たことがあると思いますけど、ああやって社員の尊厳や個性を否定させることにより従順な奴隷を作っています。
自己啓発セミナーを強制する会社であれば、なるべく早く転職を行うのがお勧めです。