非正規の派遣社員が工場で働く場合は退職時期を決めて転職

元々、大手企業で働いていた技術系の人が転職活動が上手く行かないので、工場等の未経験者でも歓迎な職場に転職をすることになる人も増えてきていて、特に30代以上の人で転職活動が上手く行かない人であれば、最終的に工場での労働になる感じです。

ただ、大手企業の工場の従業員募集というのは正社員ではなくて、実際には派遣会社が求人を募集してから派遣会社が大手工場に人材を派遣している形式が労働実態になっていることが多くて、いわゆる非正規雇用と呼ばれる派遣社員での転職になります。

この場合、派遣社員でも頑張って働いていれば正社員になれるといった触れ込みで派遣先の工場の正社員などから話がされる場合も多いのですが、現在のIT化が進んでいく状態ですから、工場で単純労働をしている人が正社員になっても正直安心はできません。

非正規の派遣社員が工場で働く場合は退職時期を決めて転職。

現在、アメリカでは大手企業の工場がメキシコやタイ等に移住する等で色々と労働問題が発生していて、大規模なリストラや人員削減等が積極的に行われていて、この流れはIT化、AI化、流通のグローバル化等の進歩が著しく、もはや止めることは出来ません。

大抵、アメリカで起こっている経済状況や労働状況が数年後に日本にもまとめてやって来るような状況がこれまでも続いていますので、正社員として工場で働いているからと言っても決して安心ができない状態になっていて、派遣社員とあまり変わりません。

実際に工場で働いていて勤続年数が5年、10年になっていて結果工場の現場では仕事が出来る人との周囲からの認定があっても、その工場が閉鎖されてしまったら転職で困ることになるのは目に見えていますし、やれば分かりますが容易には転職は出来ません。

工場に転職をする場合は事前にやりたいことを決めてから転職。

大手企業をリストラされてしまい、その後の転職活動が上手く行かないので、派遣社員として工場に転職をする人や元々正社員としての職歴がなくて転職サイトに掲載されている企業では採用されないので非正規の派遣労働をしている人など事情は様々です。

ただ、どのような事情であっても大手企業だろうが中小企業だろうが、工場での労働勤務というのは年数を重ねていくら熟練労働者になっても、その工場内での労働力としてしか通用しないことが多く、仕事がなくなった場合は確実に露頭に迷ってしまいます。

その為、工場で働くことになった場合、実際に私の友人がそれをやったんですけど、デザインの仕事がしたいとか、海外で不動産関係の仕事がしたいとか、IT系の仕事がしたいとか、事前に本当にやりたい仕事を決めてから転職を決断するのがよいですね。

将来も工場労働は無くなりませんが今後は更に人はいらなくなります。

今後、IT化やAI化が進んで工場が機械化されても、完全に人が必要なくなる訳ではありませんが、確実により単純労働をしている人はいらなくなり、高度な管理ができる側の人材のみが必要とされる状況に変わる可能性が大変高いですし、時間の問題です。

その際にこれまで工場で10年以上の単純労働の実績がありますと言っても、転職先自体がなくなっていたりする事もないわけではありませんし、工場での労働勤務の実績は特殊な技術経験としては認められない事も多いのでそのことを考えておくべきですね。

お勧めの工場への転職方法としては、過剰なノルマが設置されておらず定時で帰宅できるような職場環境であることであり、後は退職をする期限を決めて、それまでに結果を出すように仕事をしていない時には本気でやりたい分野の勉強をしていくことです。

これから、中国でもAI化が進んでいけば工場で働く人たちが必要なくなると言われている状況ですから、当然コストがかかる日本の工場は更に厳しい状態になることを考えるにして答えは正社員だろうが派遣だろうが工場に転職をする際は次を決めることです。