フリーランスから正社員に転職する場合は志望動機が最も重要

一般的に正社員からフリーランスに転職を希望する人は多くても、その逆でフリーランスから正社員に転職をしたい人はあまりいませんので、マイナーな転職の悩みになるかもしれませんがフリーランスから正社員を希望する場合は志望動機が重要になります。

その理由としては、通常において正社員として雇われて働くよりもフリーランスとして働いたほうが、仕事が出来る人ほど報酬が高くなり自分の都合で仕事がこなせる仕組みになる為、そのフリーランスを捨てて正社員になる理由を企業が知りたいからです。

通常は正社員を退職してフリーランスになり、そこで個人で行う仕事の問題や税金の問題に遭遇してしまい、その後は起業をして経営者になるのがフリーランスの最終パターンであり、あえて逆行して雇われの正社員になる理由は大変重要な項目になります。

 

 

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フリーランスから正社員に転職する場合は志望動機が最も重要。

 

人材を採用する企業側とすれば、フリーランスをしていた人が正社員として転職を希望している時点で、他の求職者とは明らかに違う印象を感じることが多く、よくあるのがフリーランスとして成功しなかったから出戻りをしたいのでは?と言った判断です。

それについては、本人から正確な志望動機やフリーランスを辞めて、あえて正社員として転職をする理由を詳しく聞かないと何とも判断ができませんし、フリーランスとして独立して仕事をしていたのであれば、他の人材よりも有能な可能性もある訳なのです。

ただ、フリーランスとして独立していた期間に、全く仕事がない状態で貯金を食いつぶして生活をしていた場合などはかなりのマイナス要因になることが多く、通常はフリーランスに独立する前に人脈を作っておくのが普通ですか、その部分はよく聞かれます。

 

 

フリーランス期間中に実績がない人は無職と認識される恐れあり。

 

一般的に会社を退職してフリーランスとして働くことは誰にでもできますので、その後に全く実績がなく事業実態もないと判断された場合は、単なる無職期間中なのにそれを隠す為にフリーランスとして働いていると嘘をついていると判断されるのが普通です。

無職期間で何もしていないと正しく申告をしているのでしたらまだ良いのでしょうけど、それを誤魔化すためにフリーランスで働いていると事実とは異なる申告をしていると判断された場合は、殆どの場合で書類選考で不採用になりますのでご注意下さい。

フリーランス期間中の実績については守秘義務があるので提出できない趣旨の対応をすることも出来るのですが、源泉徴収票やフリーランス期間の売上については、会社側に提出しないといけなくなることも多いですから、そこで嘘が簡単にバレてしまいます。

 

 

フリーランスとして実績があり正社員になりたい動機があれば大歓迎。

 

基本的に普通の正社員よりもフリーランスとして働いている人の方が実力や実績が高いケースが少なくありませんので、採用する企業としては実績を見てから志望動機が明確であれば、他の求職者よりも採用される確率が高くなり興味を持たれる事が多いです。

フリーランスから正社員に転職をしたい志望動機としては、やはり一人で働くことが向いていなかった場合や、仕事はできるんですが、営業能力や折衝能力がない事がわかり、それだったら何処かの企業で働いた方が自分のスタイルにあっているなどです。

最近ではフリーランスとして働いても在宅勤務では働けないことが多いので、育児や介護などを理由に、これまで正社員として働いてきた経験、フリーランスとして働いてきた経験を活かして、在宅勤務が出来る会社で働きたい人も増えてきているようですね。

 

 

フリーランスから正社員に転職したいなら転職エージェントか特化型。

 

フリーランスは確かに出来る人なら報酬も良くて、自分で仕事を選んで働けることが殆どなんですけど実際には現場に出勤して他の正社員に混じって働かないといけないことが大半であり育児や介護との両立は正社員よりも難しい事が多いのも理由になります。

フリーランスから正社員として転職をしたい人の場合は一般的な転職サイトよりも、非公開の求人を扱っている特化型の転職サイトや、経営側に近い非公開求人が多い転職エージェント等を利用したほうが条件がマッチすることが多いので利用してみましょう。