能力が高いフリーランスに何故か仕事の依頼が来ない理由

長年働いていた会社を退職して、フリーランスとして独立を初めたものの、最初は順調に仕事の依頼も来ていて、これなら正社員のときよりも稼ぎもいいし、仕事も安定しているし、在宅でも対応可能なので、全てが良くなったと喜んでいた矢先・・・。

その後は、仕事の依頼が来ることもなく、何故か誰も声をかけてくれない状況になり、自分の実績や能力は高いを周囲も認めているのに、何故仕事が入ってこなくなったのか・・・、全く理由もわからない状態で困ってしまう人もいるのではないでしょうか?

これは、フリーランスとして独立をしていて、ある程度能力が高い人、実績がある人ほど陥りやすいトラブルであり、本人はその原因に中々気がつかない事も多い為、一度ハマってしまったら、中々抜けれないあり地獄のようなトラブルの一つです。

実はその要因は些細な事なのですが、なかなか気が付かないこのトラブルについて、ご説明していきます。

 

 

目次

なぜ、実績のある自分の所に仕事の依頼が来なくなったのか?

 

では、実績もあるし人脈もあるのでフリーランスとして独立をした後に、直ぐに大きな依頼が来て、それなりの稼ぎになったので安心していた所、その後は全く依頼が来なくなり、その依頼が来なくなった理由もわからない原因について・・・。

このような場合、能力が高い人がフリーランスとして独立した話を聞いた、これまでのおつきあいのあった人が大変困っている状態であることが多くて、どれだけのコストが発生してもその案件を終わらせないといけないから出来る人と探しています。

法人に依頼をするとコスト以前に契約であったり、人材の問題ですぐには対応できないことから、小回りがきく仕事ができるフリーランスに依頼をすることになるのですが、その際にどうしても金額的に高額な請求になることが多く、依頼者は赤字になってでも依頼をしなければいけないと言った理由が発生しています。

そのため、仕事ができるフリーランスは高いけど、それよりも仕事を終わらせないといけないので、そちらを優先にして依頼をしてくるため、出来るフリーランスからの請求に対しては高いと思っても支払うことになります。

 

 

同じ品質の仕事なら確実に請求金額の安い相手に依頼します。

 

もうわかったかと思いますが、このようなケースがいつも発生することはありませんので、大抵は同じ品質の仕事ができるのであれば、単価の安い相手に仕事を依頼するのが当たり前の話であり、どうしても急ぐ場合以外は、仕事ができる単価が高いフリーランスに依頼をする必要がありません。

独立して依頼が来たのはたまたまそのような偶然が発生したためであり、その後、あまりに高い請求単価に設定しているフリーランスのところには、いくら仕事ができる人であっても、そこまでを求めている依頼者は殆どいないということです。

相当能力が高いのであれば、ワンランク上の業種にクラスチェンジをするとかしないと、例えばウェブデザイナーで1ヶ月200万円の請求をしてくるフリーランスに対して、余程困っている場合を除き、依頼してくる企業は先ずいません。

 

 

請求単価が高すぎるフリーランスが依頼を受けるためにはどうすれば?

 

フリーランスとして活動をして1ヶ月200万円の請求をしているのであれば、経営コンサル業務であったり、大規模なシステム開発の上流工程でもない限り、フリーランスとして相手に請求することは難しと言った話ですね。

このことに気が付かないと、確かにあのフリーランスは大変優秀で、仕事の品質も高くて信用ができるのは間違いない、しかし、あまりにも請求金額が高すぎて、あのフリーランスに依頼をするくらいなら、最安くてそこそこの品質で仕事をしてくれる相手の方が良いと判断されていることに永遠に気が付きません。

この場合の対処法は、自分に自信がないなら請求単価を相場よりも下げること、自分に自身があるのであれば、フリーランスとしてワンランク上の業種にクラスチェンジをする事で解決することが可能になります。

是非、誤った判断をしないように、何故依頼が来ないのかを考えてみましょう。また、フリーランスの依頼を自分で取れない人は一度、フリーランス専門の特化型エージェントに相談をしてみて、適切なフリーランス業界の単価を確認してもよいですね。

 

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