フリーランスの単価の仕組みと高単価案件を受注する方法

正社員として働いている人から見れば、フリーランスで働いている人は、同じような仕事をしていても見た目上の報酬が大変高い事が多い為、隣の芝生は青く見えると言われているように、全てにおいてフリーランスの方が優れていると認識しがちです。

確かに、仕事が出来るフリーランスの場合は、元請けから直接仕事を受けることも少なくない為、その人が働く正当な対価を直接得ることが出来るんですけど、これが出来るフリーランスは仕事が出来る人限定になりますので、大抵は結構中抜されています。

フリーランスの中抜きについては、日本の伝統的な下請構造そのものになりますので、よくある原発の作業員の下請構造と全く同じですから、最初の単価がそこそこ高くても、次から次から下請けに回され、最後に受ける孫請け以下は格安になるのも同じ。

この場合、営業力がないフリーランスと原発作業員のお金の流れをよく見れば分かるんですけど、同じ仕事でも単価が安い金額でフリーランスとして働いている人は、間違いなく自分で仕事を取ることが出来ない人であり、早い話が営業力がない人になります。

 

 

目次

下請けから依頼を受けるほど確実に単価が安くなります。

 

原発作業員の人でも、自分で元請けから直接仕事を受けるか、一次請けの企業から直接受けるなどの契約で働けるのであれば、恐らくはかなりの報酬を得ることになるのでしょうけど、それが出来ない場合は、ひ孫受け以下の企業から受けるしかありません。

それが仕事を斡旋する中抜き企業の仕組みになりますので、黙って紹介される依頼を受けるのではなくて、この依頼の本当の単価がどれくらいの金額であるのか?、これを普段から考えるようにしておくと、自分が何をするべきなのかが分かってきます。

フリーランスの場合も全く同じで、仕事が出来る人の場合は、直接エンドユーザーと呼ばれている発注元の元請け企業から仕事を受けている為、限界まで報酬が高くなっているのであり、それをするためには本業と合わせて高い営業力が必要になるわけですね。

営業力内フリーランスの場合、どれだけ本業での実力があってもSEで25万円と言った極端に安い単価で仕事を請け負わないといけなくなることも少なくなく、そういった単回の安い案件はかなりの中抜きがされている事が殆どなので、フリーランスとして独立したいのであれば、この部分の仕組みを知っておくべきです。

 

 

本業で幾ら自信があってもそれを理解してくれる人がいないと厳しい。

 

これは、本業で幾ら自信があっても、それを知ってくれる人がいない場合、営業力がない場合、人脈がない場合は、フリーランスとして独立をしても、本来得るべき対価を得ることは大変難しいことを意味しますので、ここが正社員と異なる部分ですね。

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ただ、正社員時代に相当仕事が出来る人であれば、そのことを知っている取引先や元同僚などから、独立後には大凡声がかかることになると思いますので、そういった過去の付き合いとは隔離したい人、退職してから実力をつけた人だと中々その事を分かってくれる人がいないという訳ですね。

この話は、実際に会社を退職して、フリーランスとして自分で働いて見ればよく分かるんですけど、正社員時代に想像していた状態と全く違っていたり、会社を退職した瞬間以前の取引先や友人などの態度が急変することだって普通になります。

これも、正社員時代の感覚で、周囲の人達から退職をしてフリーランスになったら、その時には単価の高い仕事を斡旋する様な口約束を真に受けているような人は、独立して働いている人のリスクを分かっていない為、大変危険だということです。

 

 

仕事に自信があるけど営業力なく依頼が来ないフリーランスの選択。

 

しかし、そういった口約束を真に受けてしまって、勢い余って会社を退職してフリーランスになってみたものの、誰も仕事なんて斡旋してくれないので、さあ困ったとなった場合はどうしたら良いのか?と言えば、そのような人向けのサービスもあるようです。

では、仕事に自信があるけど、営業力がないし独立前にサポートしてくれると話してくれていた人たちが全くあてにならない場合、どうやったらフリーランスとして高単価の案件を受注できるのかと言えば、専門の斡旋業者に相談をすればよいだけです。

斡旋業者としても、本業の仕事が出来るフリーランスであり、営業力がなくて思うように仕事を受注できないフリーランスであれば、正に理想のお客様そのものですから、底辺丁寧に対応をしてくれますし、単価の高い案件を積極的に斡旋してくれます。

単価高い人材を元請けのエンドユーザーに紹介することにより、斡旋業者もそれに見合った単価の高い報酬を得られるわけですから、利用する方にもどちらにもメリットが発生しますので、営業力のないフリーランスには正に助け舟になる訳ですね。

ただ、自分でエンドユーザーと直接やり取りが出来るような本業も営業力も高いフリーランスの場合は、余程のことがないと利用する必要性もありませんので、兎に角自分で仕事が取れないフリーランスであれば利用する価値は十分あるかと判断できます。

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