20代でIT系フリーランスに転職する時期と簡単な判断方法

数ある業種の中でも正社員よりもフリーランスの方が人気が高いのがIT系企業になる訳ですが、その理由は圧倒的に見た目上の報酬が正社員よりも高いからであり、正社員が40万円ならフリーランスは80万円、100万円を超えていることなど普通だからです。

他の業界では、正社員が最も安定していて人気があるんですけど、IT系企業の場合はその概念に当てはまらず、私が20代の時にIT系企業に転職をした際にも現場に集まってくるフリーランスの人たちの報酬の高さを聞いて同僚たちと驚いたいたものです。

20代でもフリーランスに憧れる人は多くて、結局私も最終的には退職をしてから正社員からフリーランスになった訳なのですが、フリーランスはその報酬の高さから憧れる人も多いのですが、実際にはフリーランスになってみないと分からない事もあります。

 

 

目次

20代で退職してフリーランスになるということについて。

 

私の経験上、20代でIT系企業に転職をして全く未経験の業界だったんですけど、順調に業界で経験を積み上流工程の仕事をするようになるとIT系企業で正社員として働く理由が殆どなくなってきますので、そうなるといよいよフリーランスの予感がしてきます。

上流工程と呼ばれているいシステム開発の設計以上の仕事をするようにあれば、後はそのプロジェクトが終了したら、また違うプロジェクを同じようにこなしていくだけのフロー的な流れになっていきますから、そのままだと管理職になるしかなくなります。

よって、会社で働いて上流工程の仕事をしながら、次は経営層と一緒に営業的な仕事をこなしつつ管理職として働くのが向いている人ならそれで良いのでしょうけど、私の場合はそういった仕事を望んでいなかったので、退職をする決意をすることになります。

 

 

フリーランスになるには必ず上流工程の経験を積むことが重要です。

 

ここでのポイントはシステム開発の上流工程の仕事の実務経験を積んでいないのに、焦ってフリーランスになったとしても、殆ど需要がないか安く買い叩かれてしまって、結局、正社員として働いていた方が安定していた結果になるので慎重に判断をします。

フリーランスになれば簡単に100万円くらいの報酬が得られて、自分の好きな案件をよりどりみどりで選べるし、人生もハッピーになると思っている人がいれば、そんなに甘い業界ではありませんので必ず上流工程の仕事を一定期間経験してから退職をします。

退職をする時期に関して言えば、そろそろこの会社でもやることがなくなってきたな?、管理職は嫌だと感じるようになったり、もっと自分の意志で意思で仕事がしたいなと感じるようになったらその時こそ退職してフリーランスになるべき瞬間です。

もっとシンプルに管理職になりたくないし、役員側の人間になりたくないと思えるような環境であれば、既に上流工程の業務を行っていて、いつでもフリーランスに転職できる条件と要素が揃っているはずなので、そうなったら転職する時期ですね。

転職時期が分からない人は、自分がそうなっているかを判断すれば、恐らくは最も簡単に転職する時期が分かりますので、このままではこの会社の役員側の人間になってしまう、そんな状態は避けないといけないと思っているのであれば退職届を書きましょう。

 

 

フリーランスになる前に人脈と信頼を獲得しておくことも重要です。

 

そうそう、忘れてはいけないのがフリーランスに転職する前に、信頼と実績を積み人脈を獲得しておくことであり、これが出来ていない人はフリーランスになっても仕事をなかなか得ることが出来ませんし、人脈なきフリーランス程悲惨なものはありません。

ただし、現在ではフリーランス向けの案件斡旋転職サイトもありますので転職サイトというよりも転職エージェントに近い個人情報や実績を登録するだけで、後は勝手に転職サイト側が求人を探してくれるシステムですから、そちらを利用する方法もあります。

単価も80万円以上の案件を直請けでご用意していますと転職サイトにかかれていますので、IT系で実績を積み技術を持っていれば、いくらでも仕事を得ることが出来るのは転職サイトを見てもすぐに分かるんですけど、必ず上流工程の実績も必要になります。

安定していると言われている正社員よりも人気のフリーランスとして働きたい人は、IT系企業に転職をしてから、上流工程の実績を積みながら、この会社の管理側になりたくないと思えるまで、メンタルダメージと戦いながら実績を積むことになります。