会社都合の退職だと転職をする際に不利になる?

会社を退職する場合、2つの退職理由が存在していて、一つは自己都合退職と呼ばれている退職方法であり、もう一つが会社都合と呼ばれている退職になり、これ以外の退職方法は普通はありませんので、必ずどちらかの退職理由で退職をすることになります。

この異なる退職理由については、よく言われるのが会社都合の退職の場合は、次の転職をする場合に影響が出るので、退職をする場合、自己都合退職にしておいたほうが良いと言った話なんですけど、実際にそのようなことがあるのでしょうか?

ただし、普通にしていると会社都合での退職にして欲しいと会社にお願いをしても、なかなかそれは認めてくれませんから、会社都合の退職を経験するほうが難しいと言った現状もない訳ではありません・・・。

実際に、会社都合の退職になる場合は、余程のことがない限りそれに該当することはないのですが、いわゆる懲戒免職相当の解雇であったり、会社が倒産した場合、一番多いの会社がリストラを行った場合などで、自分の意志とは関係なくその会社を辞めないといけなくなった場合がこれに該当します。

 

 

会社都合の退職はあまりイメージがよくない?

 

その為、会社都合の退職の場合は、なんか仕事ができない人だからクビになっているとか、悪いことをしてるから会社をクビになったと言った感じのダークなイメージが付きまとうんですけど、実際には会社都合だろうと自己都合だろうと同じ退職になります。

違いが出るのは、会社都合の退職の場合、雇用保険が翌月から対応してくれることがありますので、暫くの間はゆっくり過ごすことが出来るとか、その間に転職先を探せば良いとか、その程度の違いくらいであり、別に会社都合の退職が不利になることは殆どありません。

会社都合の退職の際のまったくないとは言いませんけど、例えば会社が倒産をしたり、会社が社員をリストラをしてしまって、その対象になり強制的な退職をした人であっても退職理由が原因になって次の仕事に困っている人をこれまで見たことがありません。

また、会社内で問題行動をしてしまった人についても、大抵は自己都合退職になることを結構な人が知っていますから、退職理由を気にすることなく、自分が気になる会社に面接に行くなどをして、後は早めに次の仕事を見つけていけば良いだけの話です。

 

 

会社都合の退職になることは滅多にないけど気にしないことです。

 

会社を退職する場合、会社内で喧嘩をしたとか、女性にセクハラ行為を繰り返しているような人であっても、会社が大きな事件として扱いたくない事が多いため、大抵は内部で処理されてしまって、当事者が自己都合退職扱いになることがよくあります。

また、会社としても正当な理由がなくて会社都合で社員を退職させると、助成金や補助金が受けれなくなる場合もありますので容易にはそれにしない傾向もあるため、殆どの場合で自己都合退職扱いになるので、会社都合退職は本当にレアなんですね。

レアだからと言って、それが有利になったり不利になったりすることはありませんので、既に関係がなくなっている会社の退職理由よりも、これから転職するべき会社の志望動機を明確にしていったほうが良いので、そちらに力を入れていくべきです。

万が一、会社都合で退職になった場合、当然次の就職先も未定であることが殆どですから、その場合は早めにハローワークに行ってから、雇用保険の受取手続きをして、その間に次の転職先を決めるくらいの気持ちで焦らず対処していくことになります。

転職先の会社も退職理由などはどうでもよくて、どのような理由でどのような人材が会社に入社を希望しているのかを知りたい訳ですから、関係なくなった会社の事を気にせず、自分のペースで次の転職を探してリベンジしていくのがお勧めです。