転職時に悩むWebデザイナーとDTPデザイナーの違い

Web系の業界に転職を検討している人であれば、転職サイトでWeb系の企業が募集をしている求人情報を必死になって見ているかと思うんですが、そこで募集されている職種にはWebデザイナーとかWebディレクターとかって感じで書かれている筈です。

そこで更に色々と調べてみると、同じようなデザイナーであっても他のWeb系の会社ではDTPデザイナー募集と書かれている求人もあり、同じデザイナーなのに英語の三文字が違うだけで全然違う職種のような雰囲気が漂うのがこの業界の七不思議です。

実際に、Web系の企業で働いたことがあれば、このWebデザイナーとDTPデザイナーの違いはすぐに分かりますし、私は両方共経験しているので、その違いだけではなくてどのような能力があれば転職ができるのかも理解していますので、そちらについて。

 

 

目次

WebデザイナーとDTPデザイナーの違いについて。

 

この二つのデザイナーの根本的な違いというのは、Webデザイナーは基本的にネット系のデザインやオペレーターを行い、DTPデザイナーと言うのは紙ベースのパンフレットやカタログなどのデザインの他、Webデザインも行うことが最近は多くなっています。

どちらが良いかどうかに関しては、それぞれの分野が異なりますので、絶対的な結論は出せないのですが、WebデザイナーよりもDTPデザイナーの方が難易度が高い事が多くて、本当にセンスの有るデザインが出来ないと生き残れない業界になっています。

基本的にはWebデザインの大まかなデザインを経験あるDTPデザイナーが担当して、同時に紙媒体のコンテンツが有る場合、いわゆるメディアミックス的に複数のジャンルで該当するデザインを行う場合等はデザインの基礎が出来てないと実現できません。

Webデザイナーの肩書が名刺に書かれていても実際にはデザイン能力や色彩、デッサンなども全く出来ないオペレーター的な要員も沢山いて、大まかなベースのデザインはベテランで実績のあるDTPデザイナーが行うことが単価の高い案件程多くなります。

 

 

転職する際はWebデザイナーとDTPデザイナーのどちらが良いの?

 

では、実際にWeb系の業界に転職をする際にWebデザイナーとDTPデザイナーのどちらが良いのかと言えば、DTPデザイナーは美大や専門学校で最低限度の経験を積んでいるとかデッサンや色彩の基礎がなければ、簡単には転職することが出来ません。

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また出力に関する専門知識やモリサワとかフォントワークス等のフォントに関する知識も必要になりますし、フォントを見ただけでそれが何かを判断できないと話についていけなくなることもあり、素人が未経験で転職できる分野の職種ではありません。

よって、経験者でなければDTPデザイナーは難しくて、デザイナーの下で働く、DTPオペレーターであれば未経験でも転職は可能ですが、最低限度の美術やデザインに関する知識と経験は必要になりますので、未経験者であればWebデザイナー一択になります。

仮に未経験でハッタリをかましながらDTPデザイナーになったとしても、すぐに仕事についていけなくなり、実力がない人には仕事が回ってこなくなりますので結局その会社から自主退職をしないといけなくなりますから、DTPデザイナーは難易度が高いです。

 

 

未経験者であればWebデザイナーを狙って積極的に転職します。

 

名前だけのDTPデザイナーであれば、誰でも転職できるんでしょうけど、本格的なデザイナーであればそれは難しいので、未経験で転職を検討している場合は、Webデザイナーを狙って転職をしておいたほうが成功しやすくて、勉強をするのも余裕があります。

Webデザイナーでも小規模な案件であれば、それ程専門的なデザインの知識もなくて、最近流行りのCMSの知識さえれば、普通に企業のサイトのデザイン制作も出来るようになってきているため、簡単ではありませんがDTPよりも敷居は低くなっています。

Webの仕組みを知っているとか、最近流行りのブログを使ったCMSの仕組みを知っていれば、未経験でも努力次第でなんとかなるのがWebデザイナーですから、DTPデザイナーとWebデザイナーの両方を極める必要はありませんので、あとは行動のみですね。

また、Webデザイナーの経験は実務経験がなくても独学でサイトを運営しているとか、検索エンジンで上位表示させれるとか、デザインが駄目でもスクリプトに詳しいなどでも採用される可能性がありますから、ロングテールで幅広く転職が出来ます。

興味がありましたら、Webデザイナーを狙って転職活動をするのが良いですし、最近ではデザイン会社等がWeb系の案件も紙媒体やイベント企画等と連動して行うことも多くてこの業界では人材を求めている感じですから、チャンスが有れば実行あるのみです。




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