地方に住んだまま好条件の転職は難しいので起業を検討する理由

地方で転職をする場合、殆どの人がネットを使わずにハローワークや地方でよく見られている転職のフリーペーパーを見て、転職先を探している人が圧倒的に多くて、地方のローカルな転職先を調べる場合は地元に特化したフリーペーパーを使うのが伝統です。

一般的な大手の転職サイトには条件が良い転職情報は沢山掲載されているんですけど、それらの殆どが東京での求人であることが多く、地方の人が転職をする場合、地元内での転職先を探していることが殆どなので、転職サイトを見ないことが多いのですね。

地方に行くとバス停などではフリーペーパー専用の設置ボックスが置かれていることも多くて、そこでフリーペーパーを入手して転職先を探すことになるんですが、地方の転職情報が掲載されているフリーペーパーの特徴としてはどれも月収が安いのです。

地方のフリーペーパーに掲載されている求人は月収13万円が普通。

都会で生活をしている人からすれば信じられないかもしれませんが、地方の転職フリーペーパーに掲載されている求人の殆どが月収13万円から良くても月収17万円位であり、月収25万円を超えるような求人は殆どなく、そのような求人があれば目立ちます。

ただ、地方の転職フリーペーパーに掲載されている求人で月収が20万円を超えているのはパチンコの求人位であり、タクシー運転手などは15万円位ですし、一般的な事務職などは13万円なども多く工場などの転職も大体それくらいの待遇になります。

どれを見ても魅力的な求人は殆どなくて、小さな工場であるとか個人事業主的な工場での作業など、社会保険や雇用保険もない日雇いやアルバイトなども多くて、正社員で転職をしても社会保険がないなどの会社も多いのですが、それでも仕方ないのです。

地方で大手企業に転職をしたい場合はどうすれば良いの？

地方で大手企業に転職をしたい場合は、地方の転職フリーペーパーで転職先を探すのではなくて、大手の転職サイトをチェックしながら転職先を探していくことになるのですが勤務地が東京や東京近辺になることが多いので、結構不具合が出ることがあります。

出来たら条件が良い地元の会社に転職をしたいけど、転職フリーペーパーにはあまり良い求人が掲載されておらず、有名な転職サイトは大手企業があっても東京勤務ばかりで転職先がないので、転職することが出来ない場合は一体どうすればよいのでしょうか？

その場合は、工場や製造業に特化している転職サイトがありますので、そちらで転職情報を調べれば大手から中小に至るまでの地方にある企業の求人が掲載されていますので、工場勤務であれば地方でも大手企業に転職することが可能な場合もあります。

地方で大手企業に転職をしたい場合はやはり工場系が有力になります。

地方に住んだままで大手企業に転職したい場合、有名大学を卒業した新卒の大学生やそれなりの実績を積んだ人でないと大手企業には簡単には転職出来ないのですが、地方には大手企業の工場が建設されている事が多いので、特化型転職サイトで探します。

私の友人もかつては大手企業が地方で稼働されている工場で働いていた事があったのですが、その際の給料は月収30万円位ありましたので、当時の20代の相場の2倍位の報酬を得ていましたから、それは安定した生活が出来ていたと話していましたが・・・。

大手企業が地方で稼働させている工場は、案外あっさりと閉鎖されることも多いので、それを機会に失業してしまうケースもありますし、定年まで勤めても新卒の大卒以外は工場の管理職にはなれない仕組みになっているので、永続的な職場でありません。

フリーペーパーの求人と工場特化型の転職サイトで転職先を探す。

かと言ってフリーペーパーに掲載されている求人は月収が15万円もあれば良い方なので、定年まで働ける会社であっても報酬面で期待が持てないことから、こちらも最後まで働けるような会社でないことが多く、地方で満足いく報酬を得るのは難しいのです。

どちらが良いかについては、その人によって変わってくることになりますのですが、両者に共通するポイントで言えば地方に住んだままで高待遇の転職先を探すのは大変難しいということであり地方で働くのであれば起業をしたほうが良いという事になります。

今の時代、インターネットを使えば何処にいても仕事が出来る時代になってきていますから、それを考えると地方に住んだままでよりよい条件で最後まで働ける転職先を探すことも大切ですが、同時にネットを使って起業することも検討するのがお勧めですね。