興味のある会社があり、その会社で正社員として働きたい場合は、求人に応募したのち、そこで書類選考が通過した人のみが、その後の面接まで進むことが出来る状態になりますので、働きたい会社があっても誰でも雇ってくれる訳ではありません。
これについては、どのような企業も全く同じであり、自分が働きたいからと言って、勝手にその企業で働けるようになるわけではなく、必ず企業側の書類選考と面接を受けてから企業が採用すると決めた人材だけが選ばれた人材になる訳ですね。
そこで重要になるのが企業が公開している求人の人材スペックであり、例えば、ウェブデザイナー経験3年以上とか、営業経験5年以上とか、大抵、中途採用の人材募集にはそのような詳細が記載されており、それを満たしていないと書類選考で落とされます。
相手企業に行けばいきなり役員面接から始まり、主導権もとり自信満々。
これ、気になる企業があり、その企業の求人要件を見たら全てを必要以上に満たしていて、年齢的にも問題がないため、この企業に対して過去の経験や経歴をまとめて送付してみると、直ぐに返事が来ることになり、今すぐにでもお会いしたいとの内容です。
当然ですが、自分では企業が要求している求人スペック以外に、企業の公式サイトをみても、どの人材よりも能力が上回っているのが分かる状態であり、下手をしたら経営層よりも能力が高いのではないか?、そんな状態ですから、堂々と面接に望むわけです。
そして、面接に行くといきなり役員面談が始まり、そこで志望動機などを色々と聞かれることになる訳ですが、話している途中で役員側の態度が段々変わってきて、何故かトーンダウンしたまま、面接が終わることになります。
この間、企業の役員相手に主導権を握った状態で、終始面接をしており、他人が見たらどちらが役員なのかも分からないような状態であり、面接をした感じでは成果はあった・・・と思う訳ですが、その後に来た通知はお祈り申し上げます・・・。
書類選考を遥かに超えるスペックで自信があるのに面接で落ちる理由。
この場合、あれだけ主導権を握って面接をしていた役員に対して堂々と話をしていた訳で、何故、それで不採用になるのか分からない状態・・・、企業の求人要件を遥かに上回っている自分が何故落とされるのかどう考えてもわからない・・・。
多分、このような状態になったことがある人もある程度は居るのではないかともいますが、結局、採用されたのは求人票よりもスペックが劣る人材であり、それも何故そうなるのか分からないので答えを知りたい場合、何が原因だったのでしょうか?
この原因ですが、明らかに企業側の求人スペックより高いのは相手もわかっていて、それでいきなり役員面接を始めることになった訳なのですけど、問題はその後の面接であり、役員相手に圧倒的に主導権を握った状態で話をしたのが原因になります。
相手方企業が求めているのは自分たちに置き換わる経営者でありません。
もうおわかりだとおは思いますが、企業が求めていたのは自分たちに置き換わる経営者ではなくて、その下で働いてくれる正社員であり、それ以上の能力を求めているわけではないのに、あからさまに能力が高すぎる場違いな人材であると大抵こうなります。
ですから、能力が高いすぎるから良いではなくて、あくまで自分に見合った企業、自分に見合った実績と経験を要求している企業を選んで応募するべきであり、気になっても、経営層を上回ってしまうような企業には応募しないことです。