年棒制の会社に転職をする場合は非公開求人を選ぶ理由

最近、やたら多くなっている年棒制で求人を募集している会社に転職を検討する場合、相当仕事が出来る自信があり、それなりの報酬金額が約束されている企業以外には転職をしない方が良くて万が一転職をしてしまった場合、その後に多大なる後悔をします。

基本的に年棒制で求人を出している転職をした方が良い会社というのは、非公開の転職エージェント経由で求人を募集していることが殆どであり、平均的に給与の額が高いこともあり、一般のよくある転職サイト経由で求人を募集する事は殆どありません。

その為、年棒制の求人に転職をしている人たちは、本来は特殊な技術や経験があり、元々報酬が高い人が当たり前だったんですけど、最近では何故か本来は年棒制にする必要のない会社までが挙って年棒制で求人を募集している状況になっているが現状です。

この年棒制というのは、高い報酬を得ている人達のために用意された報酬形態であり、それを報酬が安い人に当てはめてしまうと、どうなるのかと言えば結局、雇い主である企業側のいいように使われてしまうだけで終わってしまうことを知っておくべきです。

 

 

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年棒制の会社に転職をする場合は非公開求人のみを選ぶ理由。

 

年棒制の会社に転職を検討している場合、よくある一般的な転職サイトで公開をされている求人に応募をした場合、大抵の場合が労働時間に見合わないただなる労働をしないといけない会社が多く、本当に労働に見合った報酬が得られるのかを確認します。

何故なら、普通の労働対価に合わせた報酬を支払っている会社であれば、月給制かつ、定時以降の労働に対しては残業代を支払って社員に労働をさせるのが当たり前であり、態々、役員のような年棒制で給与を支払う必要性がまったくないからです。

年棒制で1000万円を超えるような報酬を約束していて、更にはインセンティブ報酬も用意している非公開求人でよく見られる会社であれば、全然転職を検討しても良いのでしょうけど、そうでない場合、多大なる残業時間を無償で働けと言っているものです。

残業が全くないか、殆どない会社であれば、態々年棒制で社員に報酬を支払う必要性も無いわけですから、あえて年棒制で社員を募集している場合は、相当な残業時間がある効率の悪い会社で働かせるけど、それに対する対価は支払わないわけですからね。

 

 

労働に対する対価を支払わない会社にいても将来はありません。

 

特殊な技術と経験が必要な業界であれば、新人の転職をしたばかりの頃は会社に多大なる赤字をもたらす事になりますので、年棒制で残業代が出ない会社でも全く問題はないのですが、そうではない会社の場合は、将来性がまったくない会社であるといえます。

この年棒制で働いてもメリットがある会社と全くメリットがない会社の判断をするのは、慣れていない人には大変難しいので、特殊な技術を会社が赤字で教えてくれているのか単に摂取されているのかについては、入社する前に判断をしておくのが最適です。

基本的には労働に対する対価を支払わない企業の経営者というのは、安く使える何も知らない労働力を求めている人達が圧倒的に多いですし、自分たちの営業力や経営能力が低いので、そうしないといけない事実すら勘違いしている事が多いの特徴です。

 

 

転職までに適切な報酬を支払っている会社なのかを確認します。

 

職人系の業界であれば異業種から転職をすると、全くの新人で会社に損害を与えながら暫くの間は働くことになることが殆どなので、年棒制でも仕方ないのかもしれませんが、IT系の企業などであれば高額な報酬以外で年棒制の条件で転職は危険と言えます。

転職してからその会社の年棒制のほんとうの意味を知ってしまい、後悔をしても遅いですから、転職をする前に、転職エージェントに相談をしながら、年棒制の会社に転職をするなら非公開求人を紹介していただくか、残業代が出る会社を選びましょう。