保険の勧誘｜転職して正社員になれば生命保険に加入？

現在、フリーターや派遣、アルバイトで生計を立てている方が希望する企業の面接に合格をして、それから正社員としてその企業で働くことになった際に、当然ながら企業のオフィスに出社する訳ですが、そこで大抵、ある職業の人から勧誘を受けるはずです。

そのある職業の人から受ける勧誘というのが、実は生命保険の営業をしているおばちゃんからの勧誘であり、特にこれまで正社員として働いたことのない人であれば、そのような光景を見ること自体が初めての人もいて、思わず唖然としてしまいます。

この人って一体誰で、何をやっているんだろう？、保険ってなに？、と言った感じ。

転職して正社員になった際のはじめての洗礼は保険のおばちゃん。

そして、生命保険のおばちゃんがいつの間にか目の前にやってきて、あなたも正社員になったら生命保険に加入しておいたほうが良いとかなんとか、適当なことをマシンガントークのような口調で話だしてきて、思わずそのまま話に引きずり込まれます・・・。

大抵、保険のおばちゃんというのは、新しく入社してきた社員のことを管理部の人間などから聞き出していることもあり、本当はそのような行為をしてはいけないはずなのでうが、実際には保険のおばちゃんが色々と知っている状態になっています。

実際に、これまで生命保険に入ったことがないのでよくわからないし、おばちゃんの話では正社員になったら生命保険には加入したほうが良いと言っているし、一体どうしたらいいんだろうと悩んでしまう感じになります。

正社員になったからと言って、高額な生命保険には入る必要はありません。

この、生命保険のおばちゃんは、何処にいても沸いてくるんですけど、必ず生命保険の営業をしてくるわけですから、何をやっているかは一目で判別がつくのですけど、肝心の生命保険が素人には良くわからない仕組みになっていることが殆どです。

そして、保険のおばちゃんが生命保険のパンフレットを見せながら、成人病とか癌になったら、これだけのお金がかかるので、早めに生命保険に入っておいたほうがよく、早いほうが保険料もお得になるとか、とにかくしつこく営業をしてきます。

実際に、正社員になったら生命保険に加入しておいたほうが良いのかと言えば、実際には加入する必要が無いというよりも、余程高額な給与を得ていない限り、大体20代で10000円から20000円くらいの保険料を毎月支払うような契約をするほうが、無駄であるとしか言えません。

日本の場合、高額な医療費が必要になっても一定金額以上は免除されます。

癌になったら、多額の病院代が掛かるとか、やたら病気になった際の高額な費用を煽ってくる保険のおばちゃんですが、実際には正社員ですから会社が所属する保険組合に入っており、万が一の多額のお金がかかる病気であっても、高額医療制度のお陰で一定額以上の負担はしなくて良くなっています。

高額医療制度については、所得や年齢によってその条件が変わりますから、詳しくはネットで別に検索していただければ直ぐにわかると思います。

このことを保険のおばちゃんは絶対に説明してくれませんので、自分たちに都合が良いことか話してこない事がわかりますし、例えば月収20万円で無理をして保険会社に毎月20000円の保険料を払うくらいなら、銀行の金利が0％でも自分で貯金でもしておいたほうが遥かにメリットがあります。

生命保険については僅かですけど税金的な控除もありますし、絶対に誰でも必要が無いとはいえない部分もあるのですが、生命保険に加入したほうが良い病弱な人には、保険のおばちゃんが営業することはなく、健康で若い人に積極的な営業をしている時点で、この保険の勧誘がどのような仕組みで行われているのかがよく分かるかと思います。