勤めていた会社を退職した際に、多くの人が何らかの車両を所有しているかとは思いますが、その所有している車両がフェラーリである人は余程の待遇で働いていた人以外では、滅多にいないのではないでしょうか?
大抵の場合、会社を退職してから起業をして、そこで事業が成功してきたらフェラーリを購入するとか、そのような流れになっている人が大半だと思います、購入時に法人名義で購入したり、個人で購入しても一部経費計上している人もいるかと思います。
フェラーリと言うのは、イタリアの車メーカーの名称であり、実際の車名ではないのですが、そのフェラーリという名称があまりにも高級車として有名なため、フェラーリの販売している車=フェラーリで広く通用するようになっています。
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フェラーリの名称は正式には車メーカーの名前です。
例えば、日本を代表する自動車メーカーであるトヨタが販売している、フィットやビッツ、ハイエース等の車両を見て、それを全てトヨタと言っているようなイメージです。
ですから、フェラーリと言っても色々な車種の種類やグレードがある為、実際にはお値段高めの国産車とあまり車両価格が変わらないモデルから、数億円のモデルまで幅広く存在しているのですが、やはりフェラーリはどの車種であってもフェラーリなのです。
ついでに言えば、フェラーリ自体が、実は創業者「エンツオ・フェラーリ」の名前になりますので、かなりかっこいい名前の人が起業した為、そのまま限定仕様車の名称にもなっていることから、ブランドイメージもかっこいいと言った感じでしょうか?
もし、日本人の山本太郎という人が創業していたら、山本がフェラーリの名称になっていた感じですから、イタリアはやはりデザインとか、それ系は一歩先をいっている世界なのかもしれませんね。
フェラーリの維持費が掛かる理由について。
フェラーリの場合、古くて安い車種であっても、維持費は半端でない金額がかかることが多く、F430以前の車両はベルトがチェーンではありませんし、消耗品は全て指定の年数が経過したらアッセンブリー交換をするような整備が行われますので、お金はかかります。
ついでに言えばF430、F360などでも限定車両を購入した場合、ブレーキがセラミック仕様になっていますので、これの交換費用が半端ではないことや、性能重視ですから、耐久性の問題があり、とにかくお金がかかることになるので、購入時には要注意です。
このように世界的に高額なスポーツカーとして有名で、とにかくお金がかかるフェアーリについて、会社の経費で落とせるのであれば、是非とも落としたいと考えるのが儲かっている経営者だと思いますので、それについて実際どうなのか?といった話ですね。
フェラーリでも普通に経費で落とすことが出来ます。
フェラーリを会社の経費で落としている場合、何かと問題が発生しそうな雰囲気しかしてきませんが、実際に経費で落とせるのかと言えば、普通に落とせますので、フェラーリがどうしても事業を継続していくのに必要であるなら、何ら問題はありません。
会社の経費でフェラーリを維持しているのに、実態は個人的なプライベート使用であるのであれば、当然経費としては認められないのでしょうけど、本当に仕事用として使っている場合でしたら、税務署も否定のしようがないわけですね。
実際には、本当にフェラーリが必要なのか?、といった話になるかとは思いますが、実際にフェラーリを全額会社の経費で購入して維持している人の事例を挙げれば、何ら問題なくフェラーリを購入して全額経費計上していますので、大丈夫なのです。
儲かっている際にフェラーリを購入しておけば保険になる?
ただ、その企業は車関係の会社であり、パン屋とかデザイン会社などではありませんし、購入したフェラーリは運転目的ではなくて展示用として購入しており、メンテナンスのためにエンジンを回したりすることはありますが、社長がそれで買い物に行くような使い方はしていません。
フェラーリの場合、年月が経過しても価格が下がりにくいと言った他の車ではあまりみられない特徴を持っていること、車関係の会社であれば、フェラーリを展示しておけば信用的な付加価値もあることが上げられます。
ですから、もしも、今後、経営の経営が傾いた時にはそれを売却すれば購入時とほとんど変わらないキャッシュを急いでほぼ確実に得られることから、儲かっている時に5年落ちの車両を購入しておけば節税と保険代わりになるのでしょう。