終身雇用がなくなるなら若い時の安月給は無意味

つい先日の話なんですが、トヨタの役員、というよりもトヨタのトップである社長さんがメディアの前で相当な利益を上げている日本を代表するトヨタでも終身雇用を守るのが難しいとのメッセージを公の場で公開して、相当な波乱状態になっているようです。

これは、トヨタクラスの大企業でも日本の伝統でもあった終身雇用ができないというか、雇っている企業側からしたらメリットがないので、終身雇用を廃止して、アメリカの企業のように必要なくなったら、いつでも首切りをしますよって話そのものです。

ただし、日本の大企業でも表向きは終身雇用を守っているふりをしていますが、既に事実上の大規模なリストラが大企業でも当たり前に行われていて、実態としては終身雇用自体は既に破綻してしまっていますので、トヨタの社長の話は既に時代遅れなのです。

 

 

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終身雇用がなくなるなら若い時の安月給は無意味。

 

流石にトヨタの社長も、公の場で既に終身雇用は崩壊しているような、実態的な話はできずに、オブラートに包んだ会見になっていたようですが、日本では終身雇用は形式上はあっても、既に早期退職優遇制度や肩たたきなどで、終身雇用は守られてません。

よって、終身雇用前提の日本の給与システムである、若い人はどれだけで優秀でも給料が安い、その理由は年功序列制度で将来的に大幅に給与がアップされて退職金が出るからだって話が崩壊しているということであり、これが今の日本の歪んだシステムです。

なぜなら、既に実態レベルの終身雇用が崩壊しているのですから、年齢が若い人があ終身雇用前提の若い時は給料が安いのが当たり前という洗脳をうけて、安い給料で我慢をして働く必要はないということなんですが、これを隠すのが日本らしいというか・・。

 

 

若い時から正当な対価と評価を要求する時代になる?

 

トヨタの社長のメッセージよりも、実態レベルでは既に終身雇用は崩壊している状態ですので、若い時はいくら給料が安くても我慢しろってのは整合性が取れなくなっていますので、今後は、外資系企業のように年齢が若くてもそれにもあった報酬が必要です。

それを理解していないと、若い時から終身雇用前提の給与形態で働いていて、20代の頃はそれでも良くても、40代になってみたら、いつの間にかリストラ対象になってしまい、その後は悲惨で苦労をする人生を送ることになる可能性が高くなる訳ですね。

ですから、既に頭が良い若い人はこれを大学生の頃から理解していて、確かに初任給はそれほど高額でなくても、福利厚生が桁違いに良い企業を狙って就職をする人が増えてきており、東京のど真ん中で家賃20万円以上のマンションに格安で住んでいます。

 

 

年齢が若い時の対価については給料だけではない?

 

流石に新卒の大学を卒業したばかりの新人が、10年以上会社で働いている部長クラスの人といきなり同じ給料になることは、外資系企業でもありませんので、最初は給料だけを見るのはだめで、これまでのように定年までの昇給を前提とした考えもだめです。

この場合、福利厚生が部長クラスの人と同等レベルで提供される事、例えば家賃補助で20万円のマンションに5万円以下で住めるとか食事代が無料とか、そういった企業であれば、初任給もそれなりでまともな上司も多いので、特に気を使ったほうが良いです。

また、この考え方自体が外資系企業に近い考え方なので、いつでも転職ができるように常に、個別の担当者がつく転職エージェントを利用するとか、個人的にヘッドハンティングされるような人脈を作る等、いつでも退職できる状態を作っておくのが安心です。